2012-01-01から1年間の記事一覧

クダンクラムは神からの贈り物。電気と引き換えにはできない!

インド原子力発電公社は最近、法廷での供述書でアブドゥル・カラム博士のことばに言及した。「クダンクラム原発は神のプロジェクトだ。2030年には5万メガワットに達すると考えられるインドの電力需要を満たすだけの発電が可能になる。これは、必要なプ…

闘いは今も続いている!(9月29日付のメッセージから抜粋)

運動の中心であるイディンタカライ村の若者のメッセージから抜粋します。 * * * * * * 私はずっとイディンタカライ村にいます。他に行くところもありません。村外の人たちは、どんな情報を得ているのでしょうか。互いに矛盾しあう情報もあると思います…

クダンクラムに連帯する日本人3人がインドで入国拒否に

みなさま 日本のマスコミでも取り上げられましたが、9月10日にインドのクダンクラム原発で平和的な抗議デモに対する大弾圧がありました。クダンクラムの人々は世界に連帯を呼び掛けており、私たちも9月25日にインドを訪問しようとしました。しかし、下記の…

9月10日前後にクダンクラム現地で何が起きていたかの詳細報告

10日の詳細な出来事とその前後の様子について、Dianukeサイトに投稿された、Nityanandさん(チェンナイの活動家)の報告から抜粋しました。9月9日の大規模デモ、それに続いて10日に起きた弾圧、その後の様子などがわかります。警察は、デモ隊を弾圧するだけ…

クダンクラムのこと、インドの原発のことを知るために

日本では、なかなかアジアの原発に関する報道がありません。韓国のコリ原発では、今年の2月に全電源喪失事故が起きていたのが隠ぺいされていて、夏ごろになってその事実が明るみに出ました。台湾では、80年代から、原発で使われた廃材が流出して、建物の汚…

民衆が海を占拠!弾圧後も続くクダンクラムの闘い

9月13日も、クダンクラムでの歴史的な反原発闘争は続いています。 今日は、新たな形態の抗議行動が始まりました。2000人以上の村人たち、漁民たち、女性たち、子どもたちが結集して海に入り、夜まで海を占拠したのです。 写真を見るとわかるように、警察の偵…

ウダヤクマルを守りぬく:クダンクラム住民たちの決断

9月11日の出来事です。9月10日の弾圧を受けて、これまでクダンクラムの運動をけん引してきたリーダーの一人、ウダヤクマルさんが警察への出頭を決意してその旨を住民たちに伝えました。これ以上住民たちが権力による暴力で痛めつけられることがあってはな…

武装警察による襲撃の痕跡

9月10日の夜の様子です。武装警官隊による弾圧の後も、混乱は続きました。運動の中心となっていたイディンタカライ村は言うまでもなく、その他の近隣の村々にも警官隊が押し寄せて略奪行為を行いました。 イディンタカライ村では、この1年間にわたって拠…

9月10日、女性や子どもたちを主体とする平和的なデモに武装警官隊が暴力的弾圧

日本ではあまり報道されていませんでしたが、クダンクラムでは数千~数万人規模の抗議行動がすでに1年ほど続いていました。人々の激しい抗議行動によって、昨年末に予定されていたクダンクラム原発の本格稼働は、現在まで実現していません。原発の建設はほぼ…

インドのクダンクラム原発反対運動の今

日本でも新聞やニュース等で報道されているように、2012年9月9日、インド南部のタミルナドゥ州に建設されたクダンクラム原発への反対運動に対して大弾圧が加えられました。武装警官隊が女性や子供を多数含むデモ参加者に対して催涙ガスを発射、警棒などで無…