闘いは今も続いている!(9月29日付のメッセージから抜粋)
運動の中心であるイディンタカライ村の若者のメッセージから抜粋します。
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私はずっとイディンタカライ村にいます。他に行くところもありません。村外の人たちは、どんな情報を得ているのでしょうか。互いに矛盾しあう情報もあると思います。それは、誰から情報を得ているか、どんな新聞を読んでいるかなどによって変わるのでしょう。
抗議行動は続いています。10月8日にはイディンタカライで、10月29日にはチェンナイで、大規模な海上封鎖が予定されています。いまや、タミルナドゥ州とケララ州の全域から支援の声が届いています。さらに重要なのは、カニャクマリのような場所からも協力が得られるようになったことです。これで、私たちの運動はさらに強まります。カニャクマリはクダンクラム原発からみて西で、イディンタカライは東側ですから。10月8日の行動が、世界からさらに注目されることを祈っています。
最高裁判所は政府に対して、安全面で不備があると分かれば原発の閉鎖を命令すると表明し、国民の安全のためであれば費用は問題ではないと述べました。最高裁は環境省にも通知を出しています。重要な法律家の人たちも、私たちの勝利のために力を貸してくれるよう願っています。しかし、政府は、何の根拠もないのに「とても安全です」の議論を繰り返しています。
核燃料の装荷についても、クダンクラム原発は思った通りむちゃくちゃな態度を取っています。嘘の情報を流して混乱させています。メディアでは9月19日に燃料装荷がはじまったと報じているのに、原子力規制委員会は「発電が始まるのは来年から」と述べました。いったい、いつなのか?こうして、人々の心に疑念を抱かせ、不安定な状況に陥れようとしています。私たちは、このやり方で振りまわされ、馬鹿にされてきたのです。推進側は、25年に渡って、嘘のニュースを流し続けてきました。原発周辺に住む3万人だけではなく、タミルナドゥ州、ケララ州の人々すべてが馬鹿にされてきたのです。
これに対して、私たちの闘いは、400日以上続いています。主な行動をあげてみます。
l 100人が9日間のハンスト
l 500人が12日間のハンスト
l リーダーらが13日間のハンスト
l リレーハンスト400日間
l 黒い旗を揚げて200隻のボートが海上封鎖
l イディンタカライからラダプラムまで2万5千人が12キロの行進
l イディンタカライからプルマナル、チェティクラムまで3万人が10キロの行進
l 子どもたちが7キロの行進
l 剃髪をして抗議
l 5万人が参加してのカニャクマリでの反原発会議
l 200隻の漁船と1000隻のボートによるトゥティコリンでの海上封鎖
l 年長者たちによる3日間のクダンクラム原発正門前封鎖行動
l 多数のデモ行進や祈りの会
l 浜辺での原発包囲行動
l 多くの村から数千人が集まり、海の中での人間の鎖行動
l 数千人の人々が原発付近の浜辺に集まり、自分の体を首まで砂に埋める抗議行動
l 墓地での祈りの会
l 多くの逮捕者、拘束者、「国家に対して戦争を仕掛けた罪」によるギネス記録級の罪状の数。
l 2人の死者。これは警察の攻撃によるもの。
ここに書ききれなかった行動もたくさんあります。血なまぐさいと思いますか?いいえ、私たちはウダヤクマルの助言のもと、ガンジー主義で、非暴力で行動しています。
状況は厳しいですが、私たちは次の段階に進みます。それは、これまでよりも激しい行動となるでしょう。私たちは虎のように吠え、勇敢な民衆がさらに結集して、キツネどもを巣穴に追い込んでやります。